総合的な学習の時間「みんな友だち」では、様々な障害のある方々の生活について考えてきました。今回は、いままで考えてきたことを確かめたり、さらに考えを深めるきっかけになるよう、4つの体験活動を行いました。
<車いす体験>
車いすの開き方畳み方から乗り降りの仕方、その際に気をつけることなどを学びました。車いすに乗った感じは?後ろから押していく感じは?ちょっとした段差でも… この段差を乗り越えるには…
<手話体験>
身振り手振りで、まずは単語から、そして文章にし、自分の思いを相手に伝えていました。もっと覚えたり、使ったりしてみたいと思いました。
<点字体験>
六つの点で表現していきます。普段書いている字と違うので難しさもありました。分かち書きなど、今まで知らなかったことも多かったでしょう。名刺を書いたりし、視覚に頼らないで指先で触れて知る言葉を学びました。
<アイマスク体験>
一人で歩くときにも手を前にかざしたり、壁に沿って行ったりと工夫がありました。補助の仕方、声のかけ方などを学び、視覚が十分にない状態でどんな気持ちになり、どんなことをしてほしいのか体感していました。
社会福祉協議会の方々や視覚や聴覚に障がいのある方、ボランティアの方々など、たくさんの講師をお招きし、お話をうかがいました。
ありがとうございました。
今後は、この体験を通じて感じたこと、気づいたことを各クラスで共有したり、深化したりし、身のある学びにしていきたいと考えています。